社会保険庁が紛失したという5000万件の年金不払いの合計額はおおよそ150億くらいだと見積もられている。
単純に計算して1件あたりが1円だとすると5000万円の損失。1件あたりが10万円だとすると5兆円、100万円だとすると50兆円の損失になる。
私は少なくともこの年金不払いの合計額は50兆~500兆円にのぼるとよんでいます。
この問題の背景には、団塊世代に払うと約束された年金や生命保険を物理的に払えない厳しい現実があります。
根本的な原因は若い労働者が足りないことです。昔の若い労働者が増えることを仮定として作られた年金や保険制度には無理があったということだ。
解決策としては若い労働者を増やすことに他ならないが、今から考えても20年以上はかかる。そうした場合結局は移民を受け入れることが一番の解決策であろう。