世界的大不況の中、多くの国が破産に近い。欧米資本に依存をしていたパキスタンやハンガリー、ウクライナなど(特に東ヨーロッパ諸国)をIMFが救済しようとしているが、IMF自体にそんなお金がない。
ロシアもかなりの外貨準備高があるが、その総額よりもロシア財閥の欧米に対する債務の方が上回る。先日ロシアは一部の企業を国有化にすることを発表したが、全てを救済することは不可能である。残りは中国や日本、中近東の石油輸出国などの対外黒字国に判断を委ねるべきである。パキスタンの救済に関してはISIという各地でテロを起こしている軍の組織解散を条件とするべきであるが。
結局中国がお金を出さないとこれらの国は助からないので、IMFの本部をワシントンから中国に移し、幹部も中国人や日本人にするべきである。私の考えるトップ候補は2人いる。
1.1997年のアジア通貨危機の際に見事に自分の国を守ったマハティール首相
2.同じ危機でアジア国際基金を作ろうとした榊原英資元財務官
11月15日のG20に向け、対外黒字国が共通のスタンスを取る同盟国となり、新世界秩序建設に積極的な主導権を握るべきだ。